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2012年3月5日月曜日

愛犬と共に伊勢参り その① 鳥羽の二見浦

東京駅発9:33の新幹線で名古屋を経て近鉄特急で鳥羽に行きました。娘の英里が今年「前厄」の為、伊勢神宮で神楽を奉納してお祓いをして頂く為です。
丁度東京マラソン(2012年2月26日)の日で日比谷通りが通行止めになり、東京駅迄は予期せず国会議事堂前駅から地下鉄で丸の内まで行くことになってしまいました。そのハプニング以外は全て順調。2匹のダックスも車中大人しくて快適な旅となりました。

名古屋駅に停車中の近鉄特急。

2階建てでした。

こんな個室もありました。

車中で菊乃井のお弁当を頂きました。さすが、京都の模範的老舗お料理屋の味ですから、大変美味でした。

鳥羽駅に着きました。

鳥羽と言えば海女さんが暖を取る海女小屋で供される、新鮮な伊勢海老や牡蠣、蛤などの海鮮焼きが絶品!とよくテレビで取り上げています。

駅の裏手にズラリと海鮮焼きを食べさせる店が軒を連ねていました。

早速その中の一軒で泳いでいた伊勢海老を頂くことにしました。この元気の良い事!! 伊勢海老の旬は今(秋冬)です!

蛤、牡蠣、大あさり、ヒオウギ貝等の焼き貝の取り合わせと伊勢海老のお造りを御願いしました。

海老の新鮮なミソもちゃんと乗せてくれて、甘くて絶品でした!

伊勢海老の兜を味噌汁に仕立ててくれます。とても上手に料理してあって、ホッコリ美味でした。

これは大あさり。炭の上でジュクジュクと香ばしい香りを立ちのぼらせ、その香りで嫌が上にも食欲が湧きます。

こちらはサザエ。牡蠣も身がしっかり分厚くてその美味しかったこと!あまりの美味しさにお代わりをしてしまいました。

海鮮焼きに大満足した後、レンタカーを借りて二見浦の夫婦岩(めおといわ)と、夫婦岩までの表参道に立ち並ぶ旅館街の「二見浦 おひな様巡り」を見物に行きました。



JR二見浦駅から観光センターを起点に、古い街並みが続きます。

その観光センターには御覧のように沢山のお雛様が飾ってありました。

1000体のおひな様です。

確かに1000体!!

部屋の四隅にグルリとお雛様が所狭しと飾られていて圧巻でした。

古い街並みがそのまま保存されています。京都の町屋の建物とは又違った雰囲気ですね。白波が打ち寄せる松林が美しい二見浦海岸には、伊勢神宮への参拝客をもてなす為に、こうして表参道沿いに旅籠や餅屋が並んでいます。

二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の表参道の家々にはこのポスターが貼られ、スタンプラリーをやっていました。

各旅館はそれぞれの趣向で雛飾りをしています。この屋の子供達が着た晴れ着を一緒に飾ってあります。


男の子のお宮参りの着物がステキで印象深いでした。

こちらのお宅は「曲水の宴」雛でした。

こちらは「お花見」雛。

こちらの旅館は御殿雛(寝殿造り)ですね。

これが有名な歴代皇族も泊まられた由緒ある旅館「賓日館(ひんじつかん)」です。その立派さは他を圧倒します。ここでもお雛様が飾られ、スタンプラリーをやっていました。国の重要文化財に指定されている明治時代の建物です。

120畳の大広間もある堂々たる規模です。

庭も美しく手入れされていました。

更に部屋の中にも沢山のお雛様が飾られています。大人300円で拝観出来ます。

やっと海岸に出ました。風が強くて大変寒い日となりました。

こちらが二見興玉神社です。

遙拝所

海も荒く白波が立っています。この大きな大注連縄は一年のうち、5月5日、9月5日、12月中旬に新しく張り替えられます。

多くの観光客が撫でるのでピカピカに光っている二見カエル。

二見興玉神社に欠かせないカエルは、猿田彦大神のお使いと称され、「無事カエル」「若ガエル」「貸した物がカエル」と言う縁起物として二見浦のお土産にもなっていて、切っても切れない御縁があります。

二見興玉神社は猿田彦大神ゆかりの、夫婦岩の沖合700mにある興玉神石を拝する神社です。又、二見浦の名称は倭姫命(やまとひめのみこと)が2000年前にこの地を訪れ、その風景があまりに美しかった為、二度振り返って御覧になった事から名付けられたそうです。
伊勢神宮にゆかりの神々と密接な関係にある二見浦で、まず早朝に日の出を拝んで、それから外宮、内宮とお参りするのが伊勢参りの正式な参拝の作法とされています。

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